こんにちは、新卒入社16年目、クラビス カンパニー所属のゆきちです。
入社以来、営業畑で海外の半導体・ソフトウェアメーカー担当しています。現在は、AI系商材を軸にしたサービスソリューション開発をミッションとする営業チームで、マネージャーをしています。従来のメーカー製品を売り込む"プロダクトアウト"からお客様の課題に合わせて解決策を提供する"マーケットイン"に転換すべくチーム一丸となって奮闘している毎日です。
プライベートでは小1と年中の男児の母でして、こちらはこちらでやんちゃ怪獣たちと毎日奮闘中です。
「営業職&管理職って忙しそう」「子育てしながら働くって大変そう」そんなイメージ、ありませんか?
今回は、そんな私のリアルな一日をご紹介します。
経歴
- 2010年 営業職 新卒入社
- 2014年 念願の大阪支社へ異動(地元・関西で働ける喜びはひとしおでした!)
- 2018年 第1子出産 産休/育休
- 2019年 時短勤務復帰(半年後にフルタイムに切替)
- 2021年 第2子出産 産休/育休
- 2022年 フルタイム復帰
- 2024年 管理職昇格
新卒入社時から大切にしてきた想い
それは、 「ライフステージが変わっていっても営業職を続けていくこと」 です。
私はずっと営業をやりたいという想いを持っていましたが、ライフイベントを経ても営業を続けている女性がいなかったため、当時は家庭との両立は難しい雰囲気が漂っていました。そんな中、私が感じたことは、結婚/出産を経ても、活躍している女性営業の存在の必要性です。だって、キャリアも幸せな家庭も両方手に入れたいじゃないですか。スーパーウーマンじゃなくても、ライフワークバランスの取れた幸せな人生が歩めるということを証明してやる~と固く決意。結果として、幸運にも2人の可愛いやんちゃBoysに恵まれ、管理職に昇進することもできました。そして、少しずつ時代も変わり、今では様々な部署で女性営業が活躍しています。二児の母で営業の管理職って地獄のハードスケジュールじゃない?と不安に思ったそこのあなた、意外と睡眠時間も確保できて健康的なスケジュールなので、是非見て行ってください!
リモートワークのとある1日
①朝のスタート
AM 5:00~6:30
朝日が差し込んできて、自然に目が覚める。(独身の時は早起き苦手でしたが、子供と21時に寝るので、さすがに起きられるように!笑) まだ寝ている子供たちと夫を起こさないように、そのままベッドでスマホを確認。メールをチェックしつつ、急ぎの仕事が来ていない場合はそのまま自由なひと時を楽しみます。
AM 6:30~
そろそろ子供たちを起こすべく、声掛けを始める。朝食作りは夫担当なので、準備ができたら寝室から子供たちを連れ出して、一緒に朝食。適宜夫とバトンタッチでお互いの身支度を済ませる。朝食後は次男の着替えと準備を手伝って(長男は全部自分でやってくれるのでだいぶ楽に!) 、仕上げの歯磨きして、いってらっしゃい!
②始業~午前中の予定
AM 8:45~
始業開始から15分は朝礼。普段は営業部メンバーのみですが、この日はMIX朝礼。他部署メンバーとの雑談を楽しみます。業務外の話を聞けたり、昔お世話になった方々に再会できたりするのも楽しみです!
AM 9:00~10:00
隔週で営業/技術の管理職でミーティングをしています。元々は定時前8:00~8:45で設定されていた会議ですが、始業前は子供たちの送り出しでバタバタしているので、なかなか調整が難しく、、同じく共働き世代のパパ同僚たちも同じ状況だったので、思い切って状況を伝えるとすぐに定時内開始に切り替えてもらえました。「ママの働きやすさ」は、実は「パパの働きやすさ」にもつながる。そんな気づきを得られたのも、同じ立場の仲間がいたからこそ。柔軟な上司たちにも感謝です!
AM 10:00~12:00
仕入先とのGo To Market戦略Mtg。営業/技術/マーケティングの観点から前月の活動をプレゼン資料にまとめて報告。仕入先の戦略にアラインした活動内容は評価され、ますます深い信頼関係を構築できます。
③ランチタイム~午後の予定
PM 12:00~13:00
家にあるもので、簡単に済ませつつ、夕食の下準備もやっちゃいます。毎日栄養バランスを考慮したメニューを考える脳みそのキャパはないので、我が家では食材宅配サービスを利用。食材とメニューが毎日届くので、新鮮で栄養バランスも完璧!買い物に行く時間も削減できます。料理中はドラマや音楽を流したりして、しっかりリフレッシュも!
PM 13:00~14:00
Web問い合わせからお引き合いを頂いたお客様と初めてのお打ち合わせ。最近はマーケチームと連携して、メルマガ配信やWebページ作成などのデジタルマーケティングにも力を入れており、売り込み中心の"Push型営業"から問い合わせを頂いたお客様に対応する"Pull型営業"へシフトしつつあります。
PM 14:00~15:00
部下と提案資料の作成。お客様のご要望に合わせて、提案を進めるべく資料の構成/アジェンダを決定。お客様の課題に合わせて、どんな提案ができるか、こんな潜在的な課題もあるのでは?と仮説を立てつつ、提案の骨子を作っていきます。
PM 15:00~16:00
部下の商談に同席。基本的は進行や説明は完全に任せていますが、質問に対しての補足説明や課題に対する深いヒアリングについては助け舟が必要なことも。メンバーの習熟度に合わせたサポートを心掛けています。
PM 16:00~17:00
"Pull型営業"で問い合わせを頂ける仕掛けを作るために技術メンバー/マーケメンバーと、デジタルマーケティング施策の打ち合わせ。ホームページに掲載する内容やメルマガ、プレスリリースなどの施策を検討していきます。定期的にお役立ち情報を配信することで、具体的なお引き合いを頂きやすくなり、案件獲得の効率化に繋がっています。
PM 17:00~17:15
課のメンバーのみで、終礼。少人数で毎日決まった時間に設定されており、情報共有やちょっとした相談、雑談ベースでのコミュニケーションなど話しやすい環境です。長男が帰宅する時間帯でもあるので、フルタイムで働きながらも「おかえり~」と迎えてあげられるリモートワークの環境が整っているのは、とてもありがたく、「ただいま」と「おかえり」が交わせる日々は、何よりのモチベーションです。
PM 17:15~18:00
メール対応。定時後はできる限り打ち合わせは入れず、まとまった時間を作っています。次男が帰宅する18:00~は家族との時間決めており、強制的にPCを閉じます。出社している日は夕食に間に合うように定時ダッシュします💨
④第二ラウンド突入 ~家族と過ごす時間~
PM18:00~18:30
次男が帰宅したら、すぐにお風呂Time。ちなみに保育園のお迎えはおじいちゃん(義父)に委託。子育てに関与していない昭和のビジネスマン世代なので、孫育てに関われることをすごく喜んでくれており、有難い限りです。(こっちも助かるし、親孝行もできるし、一石二鳥!と思っている図々しい嫁です笑)
PM18:30~20:00
お風呂に入れてない方が夕食の仕上げを担当。楽しくおしゃべりしながら、家族そろって夕食を取ります。うちの子は食べるのが遅いので、早くても1時間くらいかかってしまいます。
PM20:00~21:00
ここから育児(夫:長男の宿題、私:歯磨き/読み聞かせ)と家事(夫:片付け、私:洗濯/お風呂掃除)の怒涛の連携プレーが始まり、ラストスパート。20時半にはすべて終わらせて、みんなでベッドに入るのが目標。寝る前ルーティーンの読み聞かせが終わったら、電気を消して就寝。私以外は大体5分以内には眠りについています。子供たちの可愛い寝顔を見ながら、規則正しい寝息を聞いているうちに、いつの間にか眠気が訪れる瞬間が最高に幸せです。
終わりに
ここまで、「営業マネージャー×2児の母」のリアルな1日をお届けしてきましたが、少しでも雰囲気が伝わったでしょうか?
ママとなって、仕事に使える時間は圧倒的に減りましたが、限られた時間で成果を出すために何をすればよいのか、徹底的に効率化について考えるようになったため、生産性は以前より向上していると実感しています。
ママが働きやすい環境を作るということは、特別扱いを受けてラクをさせてもらうということではなく、組織の生産性向上に貢献することで、誰もが働きやすい環境の実現に繋がると信じています。
ここまで読んでくださった方はお気づきかもしれませんが、私の価値観として軸になっているものはライフワークバランスです。仕事もプライベートも両方充実して、やりたいことができている状態が幸せだと感じます。ただ自分だけがライフワークバランスを取れたとしても、ワンオペ状態の子育ては負担が大きいと感じてしまいます。ママだけ早く帰れればいいのではなくて、ママもパパも早く帰ってきて、一緒にゆったり過ごすことで各々の精神的な余裕をもたらし、子どもたちも含めた幸せの好循環を創り出していけると考えています。もちろん、家族との団らんに限らず、それぞれが仕事を離れて、自分がやりたいことに打ち込める時間が大切だと考えます。
それは理想論だよねという人ももちろんいると思います。でも、自分が描く理想に向かって、必死に取り組んで、各々が思う幸せな環境を創り上げていける。私はそんなマクニカにしていきたいです。
価値観も働き方もキャリアの形も、人それぞれ。
だからこそ、自分にとっての"ちょうどいい"を見つけていける環境が大切だと思います。
私の一日が、少しでも皆さんの未来を描くヒントになれば嬉しいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
毎年楽しみにしているマクニカのビアパーティにて♪
このイベントのおかげで、マクニカ=楽しいところ=母のお仕事は楽しいというイメージを持ってくれています。
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"入社 2 年目から見る"マクニカはぶっちゃけどうなの?