こんにちは。今年度新人教育担当のサンシャインです。
今年もフレッシュな新入社員がマクニカネットワークスに入社しました!
エンジニア職の新入社員は今年は5名!
入社して5か月経った今日この頃、みんな一人前のエンジニア目指して日々奮闘しています。
さて、そんな新人エンジニアの方達には、例年、入社後の新人技術研修の一環として"制作実習"に取り組んでもらっています。
制作実習では、毎年テーマを決め、そのテーマに沿って新人1人1人が"ものづくり"にチャレンジします。
今年は
「Raspberry Piを使って会社生活に役立つものをつくる」
をテーマに、各自制作に取り組んでもらいました。
Raspberry Pi、略してラズパイ、皆さんご存知ですか??
とても簡単に表現すると、手のひらサイズの小さなPCです。
お手軽にプログラミング言語の習得だったりIoTデバイスの開発ができちゃいます。
そんなRaspberry Piを使った今年の製作実習、実際どんなものを製作したか挙げると、、、
・名刺を交換した位置情報を記録する名刺管理システム
・人感センサーを使った挨拶ロボット
・挨拶の声の大きさを競うゲーム
・会議室やカフェテリアの空き状況をLINEで通知
・匂いセンサーによる喫煙後の臭気チェック
いろいろなアイディアがあっておもしろいですねー。
実習期間は約2か月、以下のようなスケジュールです。
<設計計画フェーズ:1か月>
・製作物の決定
・仕様書作成
- 機能一覧
- フローチャート
- 回路図
- 製作スケジュール
・中間発表会
<製作フェーズ:1か月>
・プログラミング、機能実装
・テスト
・成果発表会
中間発表会では、これからどのようなものを製作するか先輩社員の前で発表しました。
そして残りの1か月はその計画に沿って実際の製作期間です。
ただ、やはり実際に手を動かし始めてみると、なかなかそう簡単には進まず試行錯誤の繰り返し。。。
さらには、実装したプログラムが思い通りに動かなかったり、センサーが壊れたり、ラズパイ本体が原因不明で起動できなくなったり、、、
日々発生するトラブルを乗り越えて、ついに、制作物を披露する"成果発表会"がやってきました。
成果発表会では、各自、自分がつくった制作物をデモを交えて発表してもらいました。
発表前は5名それぞれ緊張した面持ちで、大丈夫かな?と新人教育担当一同心配しましたが、
発表の順番がまわってくると、堂々としたプレゼンで、諸先輩方の評判も上々でした。
苦労しながらも、1つ形あるものを完成させることができたということでエンジニアの原点である、ものづくりの楽しさを実感できたのではないでしょうか? 彼らの今後の活躍に期待します!
関連記事
前へ
Black Hat USA 2018 / DEF CON 26 参加レポート ≪DEF CON 26編≫
次へ
Black Hat USA 2018 / DEF CON 26 参加レポート ≪番外編 初めての海外出張≫