エンジニアのとある1日

 こんにちは!マクニカ ネットワークス カンパニーでエンジニアをしています、新卒入社3年目のはんねです。Splunkというログ分析のソフトウェア製品を担当しています。

■はじめに
 まずブログのテーマを考えるにあって、仕事のことを振り返ったり、ありマクの他のブログを読んでみたりしました。手前味噌ですが、ありマクは面白い記事が盛りだくさんで読んでいて楽しいですね!しかし、バラエティーに富んだテーマが並んでいて、自身のテーマ選定にはかえって悩むことになりました。そのため、最終的には「私が就職先を探していた時、応募先の企業の社員ブログにこんなテーマがあったら読みたいな、と思えるか」を基準にテーマを決めました。
 ということで、本ブログでは、私の業務内容を一日のスケジュールに沿って紹介したいと思います。「エンジニアって実際何してるの?」という方の参考になれば幸いです!
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■エンジニアのとある1日
8:45-9:00 朝礼
 マクニカの始業開始は8:45で、始業開始とともに朝礼を行う部や課が多いです!私のチームでは共有事項の確認後、担当者持ち回りで自由なテーマでの小話があります。朝ごはんを食べ損ねた時の料理系の小話はつらいですが(笑)、上司や同僚の趣味などを知ることができて楽しいです。

9:00-11:00 お問い合わせ対応
 朝礼が終わったらPE業務の一つであるサポート対応を開始します。PEは"Product Engineer"の略で、担当製品を通じて技術面から顧客の課題を解決する業務を行うエンジニアのことです。
 サポート対応は、お客様のお問合せ事項を解決する業務で、具体的にはメーカードキュメント(製品資料など)の確認、実機での検証、製品のログ調査などを行います。マクニカでは、エンジニアが「自分で手を動かすこと」の重要性が大きいと思います。まず、マクニカで調べて解決すれば、お客様に回答するまでの時間を短縮できます。メーカーへの問い合わせ件数が減るのでメーカー側のサポート担当の負担を減らせますし、社内ナレッジの蓄積、そしてもちろん自分の製品理解にもつながります。そのため、マクニカのエンジニアはPEに限らず、わからないがあってもまずはトライしてみようという精神を持っており、未知のことにも好奇心旺盛に対応する人が多いです。私も自分で検証したことで調査が進んだ時やエラーが解消できた時などに、「技術って面白いな!」と思います。

11:00-12:00 Purposeについてディスカッション
 マクニカでは、「企業文化の浸透」も重要視されています。この日は経営理念の上位概念として制定された"Purpose"についてのディスカッションを行いました。経営陣から示された理念や文化を丸暗記したり鵜吞みにしたりするのではなく、各自の感想や意見を共有し、話し合うことで、噛み砕いて自分事化していこうとするところにマクニカらしさを感じます。

 参考:https://www.macnica.co.jp/company/purpose/

12:00-13:00 お昼休憩
 お昼休みの過ごし方はいろいろですが、出社している時は皆で外にご飯を食べに行くこともあります!

13:00-14:00 サポート定例
 私の所属しているチームでは週に1回、サポートチームの定例ミーティングがあり、各自担当しているお客さまからのお問い合わせについて相談したいことを話せる場になっています。内容や対応方針について皆で情報を共有することでチーム全体のスキルを底上げし、ベテラン、新人関係なく、「マクニカのエンジニア」として高いクオリティのサービスを提供することを目指しています。新人の頃、定例ミーティングの後、ミーティング中にわからなかった単語をひたすら調べたのが懐かしいです...

14:00-15:00 事例共有会
 今年度から新しく事例共有会という取り組みが始まりました。このミーティングは月に一度、ネットワークスカンパニーの全部門のエンジニアを対象に開催されています。部を越えて共有すべき技術付加価値を意識した活動事例やカスタマーサクセスに関する活動事例などを共有しています。サービスを建てつけるにあたって苦労した点や次に生かせるポイントなどを、実際に担当した社員が発表する形式で行われており、毎回とても勉強になります!

15:00-16:00 お客様との定例会の資料作成
 続いてSE業務です。マクニカではSEは"Sales Engineer"の略であり、お客様に購入いただくための提案活動などを行うエンジニアを指すことが多いです。お客様とのミーティングでは製品デモの実施、技術的なQ/A対応などを担当します。内容によってはエンジニアがフロントで話すこともあるので、その際は説明用の資料も自分で作ります。資料作りは地道な作業ですが、聞いた方に「説明がわかりやすかった」と言っていただけた時には、頑張って良かった!と嬉しくなります。

16:00-17:00 新人のOJTに関するミーティング
 現在、私は新卒新人の教育担当を担っており、OJTのミーティングを定期的に実施しています。私のチームでは検証環境を構築する課題を設定し、課題を通じてトラブルシューティングの方法や検証結果の残し方などを学びます。
 私はマクニカに入社するまで人に何かを教えた経験があまりなかったのですが、仕事の中で人に話す・伝える機会が多くあることで鍛えられ、伝え方などを工夫できるようになってきました。そうした工夫がメーカーやお客様とのやりとりの中で活かせることもあり、どんな職種でもコミュニケーション力は重要だということを最近改めて感じています。

17:00-17:15 終礼
 終礼も朝礼同様、部や課単位で実施します。私のチームでは、「セキュリティ」というテーマで、最近あったサイバー攻撃のニュースなどを共有しています。

17:15-19:00 社内勉強会
 終業後、様々な社内勉強会が行われており、自由に参加することができます。大体月1、2回の頻度で専門分野のエンジニアの皆さんが有志で運営してくれており、最近では、GCP(Google Cloud Platform)について学ぶ「クラウド勉強会」やMITRE ATT&CK(MITRE(アメリカの非営利組織)が運営しているサイバー攻撃の戦術や技術のナレッジベース)について学ぶ"Tech Meetup"なども定期開催されています。"Tech Meetup"はシンガポールにあるマクニカの子会社Netpoleonと合同で実施しているグローバルな勉強会です。講義はすべて英語なので、技術も英語も同時に勉強することができます!いろいろな分野のエキスパートが社内に知見を共有してくれるので、こういった機会はすごくありがたいと思います。


■おわりに
 さて、エンジニアのとある1日、いかがでしたか?
 私自身はマクニカで日々働いていて、幅広い内容の業務をやらせてもらっていると感じます。3年目の現在も新しいチャレンジが多く、大変なことも多々ありますが、チームで何かを達成するために動いている時やそれを実現できた時の喜びが、次の未知に挑戦する糧になっていると思います。
 今回ご紹介した「とある日の流れ」はほんの一例ですが、少しでもマクニカで働くイメージが湧いていたら嬉しいです。最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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