BPM160、自分のペースで走り続ける

こんにちは。セキュリティ製品のエンジニアをしているいっしーです。私は2019年秋にマクニカに中途入社し、働いて1年半になります。今は製品のサポート窓口で、お客様の課題を解決する仕事をしています。

入社してみて思ったことは、会社紹介にもたびたび登場する「権限委譲」という言葉が、お題目だけではなく実際の仕事における考え方として社員みんなの仕事に反映されているということです。権限委譲といっても、仕事を誰かに投げっぱなしにするのとは全く違います。その仕事の内容と、相手の性格や業務状況を把握した上で、「この仕事なら任せられる」という信頼をもってその仕事を担当する機会を与えられている。上司から仕事を任された時や一緒に働く仲間を見ていると、私はいつもそう感じます。しかし、任せてもらえるということはその反面、なんでも手取り足取り教えてくれる人がいるわけではないということです。そんな環境で、厳しくも楽しくやりがいのある日々を、今は過ごしています。

さて、コロナ禍で運動不足になりがちな昨今、私がはまっているのは「BPMランニング」です。なんのことはなく、イヤホンで音楽を聴きながらランニングするだけですが、重要なのはその時流す音楽のBPM(テンポ)。流す曲のBPMを自分の走りやすいものに揃えて、そのテンポに合わせて走るんです。音楽に合わせて体を動かすことで、体が勝手に一定のペースを保ち、無理なく楽しく走り続けられます!写真は川沿いのランニングコースの1枚です。朝に強くないので、もっぱら夕方~夜の涼しい時間に走る夜ラン派です。夕暮れの風景も楽しみの1つです。

私が気に入っているテンポはBPM160前後です。「We Will Rock You(Queen)」や、「恋(星野源)」などのテンポですね。EDMやハウスミュージックも好きなので、走っていて気持ちのいいBPMの曲だけを集めたプレイリストを作って、シャッフル再生しています。

これまでずっとCDから取り込んだ曲を音楽プレーヤーに入れて使っていたのですが、最近になって音楽配信のサブスクリプションサービスの便利さにようやく気付き、サブスクでストリーミング配信されている曲をスマホで聴きながら走る生活にシフトしつつあります。
音楽配信サービスの中には、アプリ連携を目的としたAPIが充実しているものもあります。APIとは簡単に言うと、サービスに対してHTTPなどの決まった形で外部からリクエストを送ることで、そのサービス上の操作を実行したり、情報を参照したりできる仕組みです。APIを使うことで、画面上からだけではなく他のアプリや自作のスクリプトからでもそのサービスの機能を使えます。
音楽配信サービスによっては楽曲のテンポ情報を取得できるAPIも存在するようなので、これを使ってヒットチャートやアルバムからBPM160前後の曲を一括取得するようなスクリプトを書いて、最強のランニング用プレイリストを自動作成させられないか......などと、エンジニアっぽいことも考えたりしています。

サブスクリプションサービスの流れが来ているのは、マクニカで取り扱っている製品も同じです。最近では、マネージャサーバを社内に構築する代わりにクラウド上のサーバに接続して使用するような、SaaS形式の製品も増加しています。このような製品では、導入や運用にあたって注意しなくてはならないことも変わってくるため、これまでと異なる観点での技術サポートが必要となってきます。IT、それもセキュリティという業界は特に変化が目まぐるしいですが、そんな中でも自分なりの仕事のテンポを保って、走り続けていきたいと思います!

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