こんにちは。エンジニアのカワビンです。
先日、日本最大級のセキュリティ展示会である「 IST 秋 ( 情報セキュリティEXPO秋 )」に参加してきましたので、少しご紹介したいと思います。
IST 秋は 10月23日~25日に開催され、今回の会場は幕張メッセでした。私は最終日の25日に参加してきましたが、当日最寄りの駅に着いた頃、雨がひどく会場にたどり着くまでに一苦労しました。。
天気も悪いことから、お客様のご来場数が心配されましたが、最終日である為かいつも通り多くの人でにぎわっていました。
ちなみに、過去のありマクブログの記事で、「IST 春」についても紹介していますので、下記も併せて見てみてください。
◆情報セキュリティEXPO【春】出展レポート
https://arimac.macnica.co.jp/blog/mncengineer/expo.html
今回は、入社4年目のエンジニアの私が、マクニカネットワークスの説明員として参加した観点で、少し綴ってみたいと思います。
まず、マクニカネットワークスでは、年に数回実施される展示会にブースを出展しております。
ブースには、多くのネットワークやセキュリティ関連の製品を展示しており、それぞれ製品毎に説明員がアサインされます。説明員は的確な製品説明やクイックなお客様のニーズ把握といったスキルが必要ですが、入社4年目の私も今年度から説明員としてブースに立つ機会が増えました。
私が説明員としてブースに立ったのは、今年の5月に開催されたIST春が初めてでした。
プリセールスエンジニアとしてお客様先に訪問する機会は多かったものの、初めて展示会の説明員を経験して感じたことは、正直お客様にこちらから話しかけるのが意外と難しいということでした。
普段、お客様先に訪問する時は、訪問前からお客様が求めていることや、目的が明確であることが多いですが、展示会の場合には多様な方が来場されており、その目的や興味がある製品も様々です。また、出展している製品のメーカー名すら知られていない場合もあり、ブースにお立ち寄り頂けずに通り過ぎる方も多いのが現状です。
また、IST春では同メーカーの製品を2つ出展してその説明員を担当しましたが、お客様の興味が1つの製品に大きく傾いており、1つのブースはお客様でにぎわっておりましたが、もう1つの製品は集客が少なかった記憶が残っています。
その時に、集客が少なかった製品はセキュリティ運用の自動化及び効率化することを目的としたSOARというカテゴリの製品でしたが、そもそもSOARの認知度も低かったのが、当初の現状でした。
※SOAR(=Security Orchestration and Automated Response)とはセキュリティの製品連携、タスク自動化による運用効率化を実現する新しいカテゴリです。
ただ、今回のIST秋では、担当した製品は前回と変わりませんでしたが、お客様の興味関心が以前よりも高く、手応えを感じました。IST春では集客が少なかったSOAR製品も、立ち寄っていただいたお客様から「聞いたことがある」と言った声を多くいただけました。
IST春では知名度が低かった製品も、展示会での出展を繰り返すことで、お客様の認知度を高くできることを実感しました。また、展示会を通して、お客様の興味や市場が変化しつつあることも学ぶことができると私は考えています。
年に数回しかない機会だからこそ、今後もこのような展示会でブースに立ってさらに経験を積みたいところです。
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