大使館でのセミナー開催

こんにちは。エンジニアの たなか です。

私は今年度より、工場や発電所、ビルシステム等のOT(Operation Technology)セキュリティ製品のエンジニアとして働いています。

※OTのセキュリティについて
国際競争力の激化、コスト削減・環境保全から求められる製造オペレーションの効率化、少子高齢化に伴う人手不足が進む中、OTネットワークのインターネット接続の重要性が昨今高まっています。それに伴い、産業用制御システムの可視化や、安全にその稼働を維持するためのセキュリティ対策が非常に重要になってきています

先日、工場や発電所、ビルシステム向けのセキュリティ対策セミナーをオランダ王国大使館にて開催してきましたので、その内容についてご紹介します。

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~セミナーについて~
工場や発電所、ビルシステムには、OTのネットワークが存在しており、一般的なITネットワークとはプロトコルも含めて相違点がたくさん存在しています。

以前はOTにはセキュリティ対策の必要性が社会的に認知されておりませんでした。
現在では、ウラン濃縮施設やビルの空調システムなど、様々なOTネットワークに対する攻撃が行われており、世界的にもOTセキュリティは非常に関心の高まっている分野になっています。

弊社が主催させていただいたセミナーは、大々的な告知を行ったわけではありませんでしたが定員を超えるお申し込みを頂き、盛況な会となりました。
私自身は初めてのセミナー運営でしたが、お客様の反応も良かったことで達成感がありました。

~セミナー終了後~
大使館のプールサイドをお借りして参加者の懇親会を開催しました。
(ミッフィーはオランダのキャラクターなのですが、皆さん知っていました?)

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エンドユーザー・パートナー・OTセキュリティのエバンジェリスト等、様々な立場の
方たちからお話を聞かせて頂きました。
今まではITセキュリティにしか携わってこなかったので、OTネットワークを社内に
構築するための情報をメインターゲットに、沢山の話を聞かせてもらってきました。

~私の目論見~
自分のテスト環境にて産業システムへの攻撃を再現し、自分の担当製品で攻撃を
検知させるというシミュレーションができるように準備を進めています。
攻撃者視点を持つOTセキュリティエンジニアになれるよう日々精進。

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