こんにちは。本ブログの中の人として活動しているたっきーです。
みんなに頑張って投稿してもらっているので、私自身の投稿は実は初めてだったりします。
今回は、先週日本データマネジメントコンソーシアム(JDMC)主催:データマネジメント2019 に参加してきましたので、そのレポートです。
参加してきたイベントはこちら。
http://www.seminar-reg.jp/jdmc/dm2019/
JDMCは2011年設立で年次イベントは8回目を数えます。
私の本業はお客様担当のアカウントエンジニアですが、最近は、"企業内にあるデータをいかにビジネスに活かすか"の観点でお話を頂くケースが増えています。その中で"データマネジメント"の重要性を肌で感じていまして、今回初参加となりました。
(弊社もユーザー会員として加盟している団体である事に、参加してみて初めて気付く・・・)
朝8:30-18:00までフルでいろいろなセッションに参加し、先端企業のデータ活用の取り組みに触れられ刺激的な1日となりましたし、会場はどのセッションもほぼ満席で、データマネジメントの重要性に非常に関心が高まっていることを改めて実感してきました。
個別セッションの内容には触れませんが、ざっとまとめると、
・データを取り巻く環境
・日本では「データを共有する/利用する」という取り組みが遅れている。全体最適が難しいので、個別最適に走りがち。
・組織や部門のカベを越えて、共有する仕組みがないとビジネス課題の解決には至らない。
・データの取り扱いを考えると、企業のプライバシーポリシーも含めて見直しが必要
・DX(デジタルトランスフォーメーション/データトランスフォーメーション)
・システムを入れることが目的になってしまうと成功しない。
・ビジネス課題を解決するために"どんなデータ"が必要かをよくよく考えるべき。
・トライ&エラー。魔法の杖は存在しない。
・データのあるべき姿
・データがあるから使うはNG。正確で意味のあるデータである必要がある。
・整理されていないデータはゴミどころか、そのデータから導き出された仮説は誤った方向を示す場合もあり害悪である。
・整理されたデータの集合:データレイク、整理されていないデータの集合:データスワンプ(沼)
システム系のログを"とりあえず貯めておく"という企業は多いと思います。製造業であれば、"生産設備の稼働状況データ"が埋もれていませんか? eコマースで実施しているアクセス解析に少し色をつけてあげるとさらに有効な手を打てるかもしれません。
日本の企業にはデータはたくさんあります。そこにはきっと宝が埋もれています。
マクニカは宝探しのためのソリューションやプロダクトを持っています。一緒に宝探しの冒険に行きませんか?
ではまた(^^)/
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