こんばんは、ネットワークス カンパニー所属のリンダです。
約3年ぶり3回目の投稿になります。過去リンダブログをお読みいただいた方々、ご無沙汰しております笑
ふと、前回、前々回と何を書いたか気になり見返してみましたが、入社当初に執筆した初回の書きっぷりが特にひどいですね。こんなものを皆さんにお届けしてしまったか、、、という恥ずかしい思いを、「伸びしろ」という言葉で片づけて本題に移ろうと思います。(マクニカで過ごし、すっかりポジティブ精神が定着しました)
マクニカに新卒で入社してはや6年目、おかげさまで様々な経験を積むことができました。
マクニカはパーパスステートメントの「『ファーストペンギン』であり続ける」や企業理念の「足下に種を蒔き続ける」などのように、最先端や未来を意識したイメージが先行しがちですが、未来のことを考えると同等に、過去/現在の分析も欠かしません。冒頭でお話した通り、新人の頃を振り返ることで見えることもあります。
そんなわけで、改めてブログの執筆の機会を頂きましたので、私の遍歴を交えて、「振り返り」をテーマに記事を書いてみようと思います。
本ブログが就職活動をされている方の参考になれば幸いです。特に、理系の学部卒の方、大学院進学で悩んでいる方に読んでいただけると嬉しいです。
◆私の就職活動◆
私はあまり勉強が得意だったわけではありませんが、何とか理系の大学を卒業し2018年に新卒でマクニカに入社しました。就職活動をしていた当時に考えていたことは主に下記の2つです。
A:大学院に進学するか
理系を専攻している方であれば、一度は考えることだと思います。ありきたりですが、1つのことをとことん追求することに面白みを感じるかどうか、が進学するか否かのカギになるかと思います。逆に、幅広い分野でマルチな活躍をしたいと考えている方は、就職に舵を切っても良いかもしれません。結果論ですが、好奇心旺盛な性格の私は、グローバルで様々な最先端技術に触れることができるマクニカを選択して、とても良かったと思っています笑
B:メーカーの研究職に就くか
こちらも理系を専攻している方であれば感じることだと思いますが、「メーカーの研究職に就職するのが王道」という考えが主流になっていないでしょうか。私も例に漏れずそういった風潮に乗り、メーカーの選考を受けていました。しかし、メーカーの研究職の新卒募集は狭き門であり、大学院を卒業していた方が有利な傾向が強く、学部卒の私は漠然と不安を抱えながら就職活動をしていました。
そんな中、大学内で行われた合同企業説明会にてマクニカと出会いました。大学の性質上、参加企業の主な業種はメーカーでしたが、その中で明らかに異彩を放っていたのがマクニカでした。大学の専門分野をひたすらに追及し、技術を「生む」側だけが就職の選択肢だと思っていた当時の私にとって、様々な最先端技術にいち早くタッチし技術を「広げる」という観点は非常に新鮮で、強い興味をもったことをよく覚えています。
最初は興味本位でマクニカの選考を受けましたが、選考を受けていく中で、選考に関わる社員だけでなく、何気なくすれ違う社員からも「きちんと人を見てくれている安心感」を強く感じ、就職活動に対する考え方は「どんな仕事をするか」だけでなく「誰と仕事をするか」も重視するようになりました。
◆私の業務◆
私の業務内容の遍歴から、マクニカのキャリアパスの一例をお話できたらと思います。この5年間、業務内容の変化はありましたが、入社して以来、一貫してモバイルデバイス(スマートフォンなど)に関わる分野で仕事をしてきました。
・技術の深掘り期
当初は学生時代の専攻と異なるため、基礎知識もなく右も左もわからない状態でしたが、日々担当製品に触れることで、徐々に知識は積み重なっていきました。特に成長を実感した業務が「製品サポート」です。これは、製品を購入されたお客様に、その製品を最大限に活用し継続して使っていただく支援をする業務ですが、一例をイメージしやすい言葉で言うと、ニュース等で耳にする「システム障害対応」があります。
どんなに綿密に考え抜いて作られたシステムでも、ソフトウェアは想定外の動作をする場合があり、障害に発展してしまうケースがあります。また、その性質上原因の特定が困難になる場合が多いです。そのため、障害で困っていらっしゃるお客様を前に迅速な対応が求められ、時にはプレッシャーがかかる場面もあります。しかし、障害対応においても、製品とモバイルデバイスを取り巻く環境を深く理解し、適確な対応を行っていくことで、どんなに難解な事象に対しても糸口を見出すことができることを学びました。
・拡販期
我々は卸売業(商社)を生業としていますので、そもそも製品を私達から買っていただく、私たちを選んでいただく必要があります。このためのお客様への提案活動として「プリセールス」を行います。「プリセールス」という活動は、製品や技術分野に関する知識やスキルをある程度身に着けた社員がやることが多い業務になります。私にとっては、深掘り期で培った力を活かす取り組みでした。
しかし、いくら製品知識があっても、ただその説明をするだけでは他の競合製品に勝つことはできず、拡販の難しさを知ることとなりました。というのも、詳しい話は割愛しますが、私が担当していた技術分野は良くも悪くも製品同士で優位性を示すことが難しく、製品機能の面でメリットを訴求できない場合が多かったのです。我々商社のビジネスモデル柄、製品に突出した機能的な強みが乏しいというのは致命的なことなのです。
そんな逆境の中でも、それをチャンスととらえ、むしろそれを乗り越えることが仕事の面白みでもあると思いますので、製品の機能で選ばれるのが難しいのであれば、他の理由で選んでもらうしかないと考え、差別化の観点を変えることにしたのです。
機能にフォーカスして提案するのではなく、お客様が「望んでいること」にフォーカスし、製品をお客様の要望にフィットする形にして提案する。フィットする形にするため、コミュニケーションや、製品/技術分野の深い専門知識を最大限活用しました。そして、製品で選んでもらうのではなく、この製品を提案したチームとその技術力を選んでもらうことに注力しました。
お客様に寄り添うことで、製品を含めた私たちのチームを選んで頂いた時はとても大きな喜びを感じます。技術力で選んでいただくということは、マクニカのエンジニアにとっての大きなやりがいになります。
◆最後に◆
振り返ってみると、入社後は本当に様々な経験をさせていただきました。今では、大規模でプレッシャーのかかる業務も任されるようになり、最先端技術に触れ、グローバルに活動する最前線に立っていることをひしひしと実感する日々を過ごしています。今回お伝えできたのはほんの一部ですが、マクニカの業務に対するイメージをより具体化することの一助になれば嬉しいです。
最後に余談ですが、マクニカの社員は何も仕事にだけチャレンジングというわけではありません。プライベートでもガンガンチャレンジしていきます。これは会社のメンバーでチームを組んでバイクのレースに参加した際の写真です。
※レースといっても危険なものではなく、初心者も参加できるような緩いものです笑
さらに、私を含めたチームメンバーはほぼ全員がレース初体験であり、何人かは普通2輪の免許も持っていないというチャレンジングっぷり。
※サーキットは私有地のため、免許がない状態でも運転は可能です。
マクニカは趣味へのこだわりも強い社員がたくさんいます。プライベートも充実させたい方は是非ご入社ください笑
それではまた!
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