マクニカ桜~ドラゴン桜と振り返る自身の一年と成長

こんにちは、ろっべんです。私は昨年の春に新卒でマクニカに入社しました、今は新卒2年目のWebセキュリティに携わるエンジニアです。この度、一年間の振り返りというテーマでブログを書くことにしました。一年間は本当にいろいろなことがありましたが、ブログを書き始めた時には、どのように一年間を振り返ろうかと悩んでいました、、

そんな中、週末にドラゴン桜の再放送を見ました。ドラゴン桜は、経営が傾いた学校を立て直すためにとある学校にきた弁護士の桜木が、勉強など一切してこなかった高校生を東大に合格させるため、先生や生徒と頑張る青春物語です。以前にこのドラマを見たことはありましたが、その時は高校生でした。当時は受験前だったので、ドラマを見終わった後の感想は、「東大に行くぞ!」というとても単純なものだったと思います。すぐに夢から覚めて、絶対嘘じゃんとなるのですが、、しかしながら、今見てみると、ドラマの中でたくさんいいことを言ってるなと感じました。当時は何とも思わなかった言葉でも、社会人としてマクニカで一年間働いた後では、新たな気付きや、業務を通じて感じたこととの共通点が多いと感じました。そこで、心に残った名場面と共に一年目に学んだことや自身の成長について振り返っていこうと思います。

■目的を見失うな!
作中で、生徒たちが模試を受ける場面があります。しかし、模試はさんざんな結果に終わりました。生徒たちが「今まで何のために勉強してきたんだ!」と嘆いたところで、教師の桜木が言います。「目的は東大模試でいい点を取ることではなく、東大に合格することだ。」と。

この言葉に、深く共感しました。例えば、ミーティングを実施する際は、このミーティングは何のために行っているのか、ゴールは何なのかを明確にしなければ、前に進まないことが多いと日々感じています。また、ミーティングをすること自体が目的になってしまうこともあるかもしれませんが、それは本来のあるべき姿ではないと考えます。顧客満足度アップや業務効率向上など、何か目的を達成するためにミーティングを行う必要があると考えています。また、ゴールに向かうための手段を目的にしては、うまくいきません。ドラマの中で生徒たちは、模試という、受験を成功させるためのひとつの手段を目的にすり替えてしまっていたのです。目的をはっきりと、明確に設定し、それを常に意識することは非常に大切だと業務を通して私は痛感したので、今では目的をはっきりとさせ、それを達成するための戦略を考え実行することを実践しています。

■誰かにやらされているうちは意味がない
こちらも東大模試のシーンです。一生懸命勉強してきたのに、結果が報われなかったので生徒たちはみんな逃げ出してしまいました。逃げ出す生徒たちを引き留めようとする先生に、桜木は放っておけと言います。その時に、やらされているうちは意味がないと言い放ちました。

先ほどの目的にも通じるところがありますが、ただ目の前のタスクをこなすだけではいけません。タスクにまで落ちているものはあとは実行するだけですが、なぜこのタスクを実行するのかを考えることが非常に重要です。検証環境の整備、というタスクがあったとして、なぜこのタスクを実行するのかを考える必要があります。背景にある、業務効率が落ちているという課題があり、その原因が検証環境が整備されていないため検証に時間がかかっている、というところまで考えて実行することが重要であると考えます。そうすることで、誰かにやらされているということではなく、自ら考えて実行することができます。実際、そういった背景にある部分を理解しなければ、本来の目的を達成することは難しいです。今では、常に「なぜ」を追究し、主体的に物事を進めることを意識しています。

■魚をあげてはだめ、魚を釣る方法を教えよ
作中でこのような質問が出てきました。「あなたは無人島にいます。目の前におなかがすいた生徒たちがいます。あなたは釣竿を持っていて、魚の釣り方をよく知っています。あなたはどうしますか?」

さて、どうするでしょうか。普通の人であれば、魚を釣ってあげて、それを食べさせると考えるのではないでしょうか。ただ、それではだめだと、桜木は言います。あなたは一生魚を釣ってあげるのか?与えるべきは魚ではなく、一人でも魚が取れるようになる力であると。

これはマクニカでは当たり前のように実行している社員がかなり多いです。例えば、エンジニアはよく検証をします。検証をするためには、検証環境を自分で用意する必要があります。最初は検証環境を用意するのはとても難しく、時間がかかることもあります。先輩社員がやれば、すぐに終わるでしょう。ただし、先輩社員はそうはしません。先輩社員が準備をしてしまっては、後輩はスキルが身に付かず、毎回先輩を頼ってしまうことになるからです。マクニカは、時間がかかったとしても自分で調べさせたり、根気強く寄り添って教えてくれる社員が多いです。マクニカの先輩社員は魚を釣ってくれる社員よりも、魚の釣り方を教えてくれる社員が多いと感じています。その結果、一年間を振り返ると、最初は何もわからない状態でしたが、自分で手を動かすことや、相談に乗ってくれる先輩のおかげで、ネットワークやセキュリティの知識、VM環境やAWS環境の操作など、様々なスキルが身に付いたと実感しています。

■自分にとってどちらが得かを考える
ドラマのワンシーンで、理不尽な理由で濡れ衣を着せられた生徒に対し、桜木が2択を迫ります。時間をかけて濡れ衣を晴らすか、今回は自分がやりましたと認めて時間を確保するかという2択です。

流石に社会人として後者を選択することは難しいですが、物事に優先順位をつけることは働く上でとても大切です。業務を進めていくと、様々な種類のタスクがあります。(サポート、ドキュメント作成、発表会の資料作り、等々、、)業務をする上で優先順位をつけ、優先度の高いものから実行していくことが大切だと、日々の業務で感じることが多いです。最初のうちは優先順位をつけることも難しいと感じましたが、マクニカには相談に乗ってくれる社員が多いので、仕事の相談をする中で、優先順位のつけ方などもアドバイスをもらいました。引き続き意識していきたいです。

その他にも、「徹底的に相手の立場に立って物事を考えなさい。」や、「自分の人生なのだから自分で決めなさい。」など、当たり前のことかもしれませんが、以前は響かなかった言葉が、マクニカで一年間働いたからこそ今では心に響く言葉がたくさんありました。マクニカには桜木が言っていることを実践している社員が多いです。ドラゴン桜は受験生だけでなく、大人こそ学びが多い作品であると感じました。第二部も始まったようなので、楽しみですね!

ドラマの宣伝のようになってしまいましたが、マクニカの良さも伝わればと思います!ぜひ、マクニカにたくさんいる桜木と共に、マクニカ桜を咲かせましょう。ありがとうございました!

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