皆さんどうも、こんにちは!エンジニアのKです。今回で2回目の記事執筆となります。
前回記事"冷静さを保つということ"では最後にインターン生の受け入れの話を書きましたが、無事終了し、インターンに来てくださった学生さんからは、非常にポジティブなフィードバックもありました。何より、用意したプログラムを楽しんでいただけたことが、私にとっては一番嬉しかったです。
このインターンシップを通して私が強く感じたのは、学生さんの学習意欲や向上心がとても高いということでした。新しい技術に触れて隅々まで検証することが好きだという学生さんもいらっしゃって、とても感心しました。
私たちの中にも常にアンテナを張って新しい知識や技術を取り入れようとする姿勢や、学習意欲や向上心の高い人が多いので、学生さん達にもその空気感が伝わっていてくれたらいいなと思っています。
今回はエンジニアの学習意欲を満たすための私たちの「技術者として学ぶための環境」について少しお話しします。
■豊富な技術検証環境
日々のエンジニアの業務の中には、自身の担当する製品の検証を行うというものがあります。むしろ、1日の業務の中でそれが主になる場合も多いです。そのため、検証を行うための環境が重要になります。検証環境は、業務上必要であると判断されれば承認も通り易く、申請の手間も最小限で済むため、スムーズに用意することができます。また、単純にWindowsやLinuxの仮想サーバーを構築するだけであれば、社内の仮想環境上で自由に(もちろん最低限のリソース調整は必須ですが!)環境を用意することができ、必要になったその時にすぐに検証を行うことができます。
私も昨年度はIT未経験で中途入社したことで、基礎から知識や技術を学ぶ必要がありましたが、気になったらすぐに実機で試すということができたため、非常に効率よく学習ができました。
■周辺技術にもこだわる
マクニカネットワークスでは取り扱いのない製品であっても、取り扱い製品との比較や連携の検証などで利用したいといった場合、有償の検証環境を使わせてもらえることもあります。私も昨年度は、学習のために、AWSの検証環境を使って、サーバー構築に関する学習をさせていただきました。また、現在は担当製品のエンジニアチーム内で、Microsoft 365の環境を使って、定期的に各機能についての勉強会を開くといった活動も行っています。今はこの活動をチーム外にも広げようと計画がされています。
このように、自身の担当する製品だけでなく、その周辺の製品やサービスに直に触れて学習ができる環境があるということは、他社にはなかなかない、マクニカネットワークスのよい企業文化だと思います。それにより、より広い視点で物事や技術について話すことができるようになり、お客様との打ち合わせの中でも役に立つことが多いと常々感じています。
■チーム間連携
社内勉強会も活発に行われています。代表的なものとして、「Macnica Security Night」という、毎月有志によって行われているセキュリティに関する勉強会がありますが、こうした幅広い社員を対象にした勉強会もあれば、私の担当する製品のチーム内だけでも、以下のような複数の勉強会を行っています。(ちなみに名前は自分たちで好き勝手に付けています笑)
・学びの部屋
エンジニアだけでなく営業メンバーと合同で担当製品について学習する勉強会
・寺子屋
営業メンバー向けでITの基礎知識を学ぶために開いている勉強会
■まとめ
このように、学ぶための環境も機会も多くあり、社員同士が情報を共有し合い、知識・技術レベルを高めています。さらには、自発的に勉強会を開くなどして、情報を発信する機会が多いことも良い文化だと感じています。まだ私は情報を受け取って学ばせていただく機会の方が多いですが、これからは情報を発信する機会も増やして、社員の皆さんが学べる環境をさらに増やしていければと思っています。
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