最先端を追い続ける楽しさ

こんにちは、アルティマカンパニー所属の「だーいし」と申します。

新卒でマクニカに入社してから約9年、半導体を取り扱う部門で、FAE(Field Application Engineer)として日本のお客様へ技術サポートを提供する業務に従事しています。入社してから様々な海外の仕入先を担当してきましたが、現在は産業用PC(家庭向けPCよりも高寿命、高耐久性、高信頼性のPC)などに使われる半導体製品と、その製品で動かすAI などのソフトウエア製品の拡販、サポートをしています。日々新しい技術や製品に触れ、技術者として刺激のある毎日を送っています。

本ブログでは、私の就職活動の経験と、入社してから感じたマクニカの事業の面白さについてお話しできればと思います。就職活動が忙しくなるこの時期は、桜のきれいな季節ですので、過去にとった桜のベストショットを掲載しておきます。
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[私の就職活動:メーカーから、最先端技術の商社に志望変更]
父が理系出身で自動車メーカー勤務だったということもあり、私も子供の頃からなんとなく理系の道に進みたいと考えていました。中学生の頃、理科で赤点を取るなど、正直理系科目が得意だったわけではありませんが、、、努力を重ねた結果、無事理系大学に合格し、電気工学を専攻していました。就職活動は、大学の就職実績を参考に、自動車業界を含めたメーカーを軸に開始しました。活動開始当初は、特に心の底から行きたいと思う企業はありませんでしたが、活動を通じて様々な企業を知っていくうちに、「世の中がもっと便利になるような電化製品を作りたい」、「交通事故を未然に防げるような車を作りたい」など、メーカーへ就職したいという気持ちが日に日に強くなっていきました。

その一方で、一つ大きな不安がありました。「自分が一つの技術を極める仕事を長く続けていけるのか」ということです。就職活動中にいろいろなメーカーの社員の方々とお話しする機会がありましたが、「高機能なエアコンの中の"送風機構"」や、「自動車の中の"ブレーキ"」など、皆さん特定の機能を長年担当されていました。「飽き性な自分が飽きずに続けられるのか」と不安を感じながら就職活動していたからか、メーカーの選考はことごとく落ちてしまいました。

そんなとき、就活情報サイトでマクニカを知りました。理系出身者が活躍できそうな半導体、ネットワーク製品などを取り扱う商社。会社説明会で話を聞いて、とにかく"最先端"に重きを置いている会社なんだなぁと感じました。"最先端"が何を指しているのか、当時の私には明確にはわかりませんでしたが、「多くの知識や技術力を習得できそう」、「お客様に新しい製品、技術を紹介することで日本のモノづくりを応援できそう」、そんなビジョンが見えた気がしました。説明会や面接を通して自分の働いている姿が具体的にイメージできたため、マクニカの内定を受諾し、就職することとなりました。

[マクニカの事業の面白さ:日々更新される新情報!!]
マクニカに入社してまず驚いたのは、次から次へと新しい情報が入ってくることです。お客様である日本のメーカーの新商品に関する情報と、仕入先である海外の半導体メーカーから入ってくる情報、それぞれの内容を整理したうえで、お客様にとってどれが有益な情報なのか、どうやってわかりやすくその情報をお伝えするかということを日々考えています。(もちろん、仕入先から入る情報はほとんど英語なので、日本語へ翻訳する作業からスタートします。)

マクニカは、半導体をはじめとした新しい技術を通して人々の暮らしをより豊かで便利にすることを目標にしている会社です。私自身、「この技術を使ったらこんなことができるのではないだろうか?」を常に考え、お客様に提案することで、日本のものづくりや社会貢献に寄与できていると実感しています。最先端の技術を使って新しいアイデアを日々考え、お客様に提案していく。目まぐるしい技術の進化の中で、いかに最新の技術、情報をお客様に届けていけるか、そんな"最先端"を追い続けていく楽しさを感じています。マクニカでなら、今まで得てきた自分の知識に満足することなく、"最先端"を追い続けて勉強し、進化し続けることができますし、実際、私はそれが実現できていると思っています。

[最後に]
私は就職活動を開始して初めて半導体やネットワーク製品を取り扱う商社があることを知りました。今振り返ると、生まれ育った環境や進学した大学で身に付いた固定観念の影響を強く受け、「メーカーへ就職したい」と頑なになってしまい、自分が本当にやりたいことは何なのか、働くイメージを膨らますことができていなかったのではないかと思います。過去の経験を踏まえて進路を考えることも大切ですが、自分が将来どうなっていきたいかということや、その時の自分の気持ちを尊重することも大切だと思います。
就職活動中、具体的なビジョンが見えずに不安になることもあるかと思いますが、説明会や面接などを通して様々な業界を知ることで描ける将来もあると思います。「やりたい!」と素直に思えるものが見つかったら、ぜひその熱い想いを面接官にぶつけてみて下さい。その熱い想いの先にマクニカがあったのであれば、とてもうれしく思います。

みなさまと一緒に働ける日を楽しみにしています。

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