マクニカで働いたら、趣味のピアノが上達した話

新卒6年目エンジニアのたっきーです。

私は最近、昔習っていた趣味のピアノを約10年ぶりに再開しました。4~18歳まで習い、大学(+院)&社会人で10年ほどブランクがあり、ここ2年で再開というかんじです。

すると、ブランクがあるにも関わらず、なぜかブランク前より弾けるようになっていました!(゜o゜)少し考えてみると、マクニカで身についた以下3点が役立ったように思います。

①体系を学ぶ
マクニカでは新卒や中途の方が入社した際、最初の配属先の業務とは直接関係がない、ネットワーク全体を学ぶような研修も適宜行われています。例えば、最初にSandbox製品の配属になった方でも、FirewallやProxyなども研修を通して学んだりします。

この研修は、(1年目は気づきませんでしたが)今となっては以下のようなメリットがありました。
・お客様はネットワーク全体を管理している方が多いため、サポートなどで話が通じやすく、結果として事象の早期かつ根本解決に繋がりやすい。
・自分の担当ではない別製品との連携ソリューションを提案できることで、お客様により高い価値を提供できる。

上記のように体系を学ぶことの重要性が理解できたため、ピアノにも応用しました。音楽の基本的な理論の1つに和声学(「コード」とも関連します)というものがあり、多くの曲で活用されています。この和声学を勉強することで曲の理解・暗譜が格段にしやすくなり、昔は全然手が出なかった15分くらいの長めの曲にも取り組めるようになりました。

②粘り強い切り分け
マクニカの仕事では、トラブルの原因を特定するために粘り強い切り分けが必要です。(切り分けの例: 通信障害の原因が、ハードウェア起因かソフトウェア起因か 等)

これはピアノでも同じで、うまく弾けない箇所は切り分けにより原因を特定し、改善に繋げます。例えば、ドレミファソラシドという音階がうまく弾けない時、ドレ、レミ、ミファ、ファソ...と2音ずつ弾いてみるといった具合です。その結果、「ミファで指をくぐらせる部分で無駄な力が入っているな。力を抜いてみよう!」といった対処が可能になります。

③挑戦心
マクニカの文化として、少し高いハードルに絶えず挑戦していくというものがあります。私も6年働いてきて、適宜そのような仕事を与えられて(時には自分で選んで)きました。その都度やはり苦労するのですが、毎回超えた時の達成感はとても良いものだなと感じています。

これが、実は気づかないうちに趣味にも影響していたようです。

先日ピアノの先生から、「たっきー君は毎回挑戦するね」と言われました。何のことかというと、新しく取り組む曲を選ぶ際、必ず現状の自分のレベルより一段上のものを選びたがるからだそうです。(例:より技術的に難しい曲、より長い曲、変拍子、無調性...)確かに言われてみるとその傾向があるし、それを続けてきたおかげで成長した部分も大きいように思いました。

上記①~③のおかげで、社会人になる前は「一生弾けるわけない」と思っていた曲も、曲がりなりですが発表会で演奏できるくらいにはなりました。これはマクニカに入らなければ実現しなかったと思いますので、入社して本当に良かったなと思います。これからも仕事とピアノ、両方楽しみます!!
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以上

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