新卒2年目:最高に成長してしまった事件 #マクニカの面白いところ

皆様こんにちは!
私は2019年新卒入社、マクニカ歴4年目の半導体FAE(フィールドアプリケーションエンジニア)"4代目ビリーK"です!主にEthernet関連ICの技術サポート・新規機能の検証・お客様へのSolution提案を行っています。どうぞよろしくお願いいたします。

それでは、「明るく楽しく元気よく」「Open・Fair・Flat」の理念が根付く「あり(のままの)マク(ニカ)」を、3つのPointでお伝えします!

①マクニカに入社した理由
②最高に成長してしまった事件
③マクニカとは?

①マクニカに入社した理由
私は学生時代、宇宙関連の研究をしていましたが、考え・学び・挫折を繰り返していました (笑) 。なので、就職については「理系職は向いていない」と思い、営業職で就職活動を行いました。

ところで、皆さん、「マクニカ」ってご存じでしたか!?
私は大阪市出身なので、新横浜も知らなければ、品川・渋谷も知らなかったので、当然マクニカについても全く知らないスタートでした。

私とマクニカとの出会いは大学の説明会でした。
暑い時期の説明会で、汗だくで人事の方とお話した所から私のマクニカストーリーが始まります。(全てを語ると長くなりますので、大変申し訳ございませんが割愛します)

私が就職活動において最も大事にしていた軸は下記です。
「楽しく過ごしたい」、「何かの最先端に触れたい」、「影響力が大きいものにチャレンジしたい(個人の成長)」

マクニカの選考(面接)で最も驚いたのが「とにかく個人を見てもらえる」という点です!面接のイメージはいうならば「雑談」です。自分の考えている事・感じている事を素直にお伝えするのみです。(営業をやりたい!という事を素直に伝えたところ、「君の能力・資質はFAEで活かせるから、一旦FAEで入ってみようか」という感じでした (笑) )

最終面接も非常にオープンな雰囲気で楽しかったのですが、やはり大阪から新横浜に来たので何か爪痕を残さなければと燃え、人生をかけたアピールを実施し、無事内定を頂き、今に至ります。

内定をもらい、自分の中ではマクニカへの入社を決めたものの、ちょっとした悩みもありました。それは、「マクニカ」と周りの友人に伝えても知っている人がほとんどいないという事でした。そんな時にあるものを見つけてしまいました!!!それは「甲子園に広告が出てる」ということです!今では、甲子園のみならず、横浜スタジアム、楽天生命パーク宮城、横浜FC等、色んな所でマクニカを見かけます。

②最高に成長してしまった事件
分からない事が多い中、少しずつ成長を感じている新卒2年目!

Industrial分野のお客様から担当製品のお問い合わせを頂き、要求仕様に沿った半導体ICを選定・提案しました。競合もいる中、何とか最終選定まで残り、実際に評価ボードで動作検証を行う段階に入りとても順調でしたが...ここで事件が発生しました!なんと評価ボードの機能のひとつ(以下、機能Aと呼びます)が動かないのです!!!

色々探っていくと、データシート(半導体ICの説明書)に、とても小さく注意書きで「機能Aは使えない」と書いてあったのです!!

至急、お客様に謝罪・説明し、他のICを再度提案させて頂けないか交渉しました。最初は「重要な機能Aが動かないなら競合他社デバイスを使用します!」となりましたが、私の取扱製品のメリットを粘り強く説明し、何とか理解を頂け、再チャレンジの機会を頂きました。

しかし、もう絶対に失敗は出来ない上に、お客様側の製品開発スケジュールの締め切りも迫っているという極限の状態です。

すぐにここまでの流れをチームメンバーへ報告しました。とても大きく・重要な案件で、かつ、1回失敗している状況でしたが、上司や先輩方から、「失敗しても良いから、案件の最後まで全て任せる。サポートは全力でするから」と言って頂けました。これがマクニカの強みである「権限委譲」です!
しかし、私はまだ2年目の社員という事もあり、不安だらけでしたので、「Open・Fair・Flat」理念に基づいて、今思っている事を全てメンバーに話しました。現状をチームで分析した結果、必ず解決できると感じ、一発花火を打上げようと決心が固まりました。
(上司からの「何かあったら、何とかするから」の言葉が一番身にしみました。)

ここからがFAEとしての本当のChallengeです!!!
直ぐに代替IC候補のデータシートを読み込み、最適なIC、前回の失敗ポイントに細心の注意を払いながら、更に追加のメリットや新しいソリューションはないか等、思いつく限りの事を考えました。

仕事は一人で出来ないので、担当営業経由でお客様に毎日連絡をとってもらい、日々状況の共有を怠らないよう気をつけました。

また、私が調べた事・検証したことを踏まえ、仕入先と「機能Aが使えるか?」「データシートには書いていないがこの方法ではどうか?」と、毎日のようにしつこいぐらいにディスカッションを行いました。(その結果、仕入先のエンジニアと対等に会話出来るまで、英語力も圧倒的に成長出来てしまいました!!!)

ここまで何とかたどり着いたのに、、更に新たな壁が現れました。。。
なんと、今回使用する機能の一部(結構メイン)がマクニカでは初めてのサポートになるという事です!!!(超ベテランFAEの先輩でも使った事が無い。。。)
しかし、マクニカのFAEは最先端の技術を取り扱うことが多く、このような状況も多く経験しますので、諦めたりはしません。「評価環境がないのであれば自分達で作ってしまおう」ということで、私も色々工夫し何とかお客様に近い環境を用意しました。
そこから、日々Try & Errorの繰り返しで、何とか期日間際で光が見えました!!

お客様へマクニカで用意した環境での動作結果を報告・追加検証も行い、競合デバイスよりも高い価格でご採用頂く結果となりました(祝)!!!私自身、マクニカのFAEとして「圧倒的な付加価値を提供出来た」と自信がつきました!

振り返ると、このプロジェクトの期間はワクワクドキドキの日々だったなぁ。(例えるとアクセル全開でリミッターが外れた感覚です)

と、悦に入るのもつかの間、まだまだ終われません。またまた壁が現れてしまったのです。お客様のスケジュールの関係もあり、ICを導入する製品は海外で設計されることになりました。そうです!海外エンジニアに対して技術サポートをする必要が出てきたのです。毎日英語での技術QAメールや時にはミーティングを行い、無事に設計完了→評価問題無し→量産へGo!となりプロジェクトは成功。代替IC提案からあっという間の2ヶ月間が終わりました。

後日談ですが、営業の方から「お客様が4代目ビリーKの事、動作検証のし過ぎで体や心が壊れていないかを心配していたよ」と聞き、嬉しかったです。

③マクニカとは?
私が感じている「マクニカとは?」を考えてみましたが、答えはやはり、

★「明るく楽しく元気よく」
ユニークな方が多く、それぞれが強みを持っていて、映画のMarvel's The Avengersの様な世界です。職種に関係なく、皆が楽しく目標に向かって働いています。

★「Open・Fair・Flat」
不明点・理解出来ない事・やってみたい事も自分が納得行くまで上司や先輩方へしつこいぐらい相談出来ます。(いつも私の気持ちを聞いて下さる方々には感謝です!)

またエンジニアにとって最高に楽しく、自由な場所だとも感じています。

私は就職活動当時は営業志望でしたが、FAE(Field Application Engineer)で本当に良かったと思っています。デスクワークではなく、お客様先への訪問や、時には1人で商談も行える、本当に楽しい仕事です。

常に最先端技術に触れ、その技術を用いて、自分でイメージした世界を創っているなと日々感じており、私が一番マクニカを楽しんでいる気がします!(ドキドキ・ワクワクでいっぱいです!)


[コロナ前のチームメンバーとの懇親会での1枚]

[外出時のランチが楽しみです]

[オフィスからの景色が日々の癒やしです]

マクニカでは、誰でも自分の長所を活かしながら挑戦、成長が出来る環境があります。やはり、皆「明るく楽しく元気よく」「Open・Fair・Flat」理念が根付いているからではと感じています。私のブログを通して、「ありマク」を少しでも感じて頂け、マクニカに興味を持って頂けましたらとても嬉しいです。

最後までお読み頂きありがとうございました!

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