銀行マンが、商社マンになった話

みなさん初めまして!ネットワークス カンパニーでIT営業をしているY吉です。

マクニカには中途で入社しており、以前は銀行の営業マンでした。現在私はお客さまの担当をしており、マクニカで取り扱っている海外メーカーの製品やサービスをお客さまへ直接ご提案する活動を行っています。

マクニカに入社してから早3年。節目として振り返り、このブログを読んで頂いている方に
■なぜ銀行から転職したのか
■私が思うマクニカらしさ
■今の仕事のやりがい、おもしろさ
の3点を通じて私が感じている"マクニカ"についてお伝えしようと思います。

■なぜ銀行から転職したのか
新卒で入社した銀行では営業職として個人のお客さまからお金をお預かりし、資産運用のお手伝いをしていました。ところが、相場に左右される金融商品は、お客さまの資産を増やすだけではなく減らしてしまう側面もありました。自分の仕事は本当にお客さまのためになっているのか、疑問を持つようになりました。また、金融業界ということもあったせいか、細かいルールが定められていて、決められた範疇で働く必要があり、閉塞感を感じるようになっていました。
「もしかすると、今よりもっと自分に合う仕事が他にあるかもしれない」と思うようになり、約5年間の銀行マン人生でしたが、一度区切りを付けて再出発しようと考えたのです。

転職活動をしているときの私は、以下の3点を特に重視していました。
・裁量をもって仕事ができる環境であること
・向上心の高い人が多い会社であること
・お客さまの成長を支えるために、自社も先を見据えて成長を続けている企業であること

こんなことを考えている中、転職エージェントから紹介してもらったのがマクニカでした。

■私が思うマクニカらしさ
まず、"権限移譲"の文化がしっかりと浸透しており、上司は部下を信頼して仕事を任せてくれます。その信頼に応えるためにも、担当者は、目標を達成するための戦略/戦術を論理的に考え行動することが求められます。もちろん経験が浅かったり、時と場合によっては成果が上がらないこともあります。そのような時には、上司や先輩にアドバイスをもらいながら、アプローチの仕方を練り直し、再挑戦します。仕事のやり方に正解なんてありませんが、その繰り返しの中でより良い方法を探し続けます。苦労して考えた戦略が成果に結びついた時の達成感はひとしおですし、自身の成長も実感することができます。この文化はまさに"裁量ある働き方"と言えるのではないでしょうか。

また、"明るく前向きな社員が多い"こともマクニカの特徴かもしれません。仕事をしていると良いことばかりではなく、難しい局面にも遭遇するものです。そんな時、できない理由を探すのではなく、どうすればできるかを必死に考える集団がマクニカである、と私は思います。例えば、自分ひとりで提案内容を考えることに行き詰まった時でも、「私はこのように考えていて、こんなことをしたい、こんな風に案件を進めたい。だから力を貸してほしい!」というように目的と理由を明確にして、熱意をもって周囲へ相談すれば、社内の営業/技術等職種に関係なくアドバイスをくれたり、時にはすぐに詳しそうな社員に声を掛け合ってディスカッションが始まったりするのです。これは、"向上心の高い人が多い"からこそ実感できていることだと思います。

そして、"お客さまの成長を支えるために、自社も先を見据えて成長を続けている"という点も感じることができています。マクニカは商社ですが、ただモノを右から左へ流しているわけではありません。仕入先メーカーに引けをとらない高い技術力やサポート体制、日本と海外の異文化間での厳しい納期/価格交渉をまとめる営業力など、マクニカ独自の付加価値をつけ提供しています。また、独自サービスの開発や新事業の拡大などにも取り組み続けています。このように、お客さまの成長を支えるためにマクニカができることを考え、価値の高い商品やサービスを提供するために"成長し続けている"のです。

こうして振り返ってみると、転職活動の際に重視していたポイントが満たされていて、マクニカを選んで本当に良かったと感じています。

■今の仕事のやりがい、おもしろさ
全くの異業種から商社マンに転身した私ですが、当初は不安を感じていたのも事実です。入社して間もない頃の率直な感想は、「周りが何を言ってるのか分からない...」でした。IT用語に慣れるまでとにかく大変でしたし、IT業界は潮流が速いこともあり、常に新しいテクノロジーが生まれるので、ついていくのにも必死でした。(今もですが、、、)
でも、心配する必要はありません!マクニカの社員の1/3はエンジニアですので、分からないことはどんどん質問すればよいのです!積極的に質問すれば、広く深い知見をもったエンジニアが的確に答えをくれます。また、業界未経験者向けの社内学習コンテンツも充実しているので、しっかり学ぶことができます。

日々の業務としては、お客さまと接点を持ち、お客さまのシステム環境や抱えていらっしゃる課題を丁寧にヒアリングした上で、マクニカの各製品・サービス担当者と相談をしながら、提案内容を練っていきます。時には製品・サービスの仕入先メーカーとも直接やり取りをして、機能面の確認や価格交渉も行います。最適な提案をお客さまに行い、信頼を得て、売り上げを積み上げていく。地道な仕事の積み重ねが、お客さまの信頼につながるところにすごくやりがいを感じます。

また、この仕事をやっていて面白いと感じるのは、"お客さまから頂いた要望が1つだったとしても、それに対する提案の解は無限にある"ということです。お客さまから「こんなことを実現したい」と伺ったとき、1つの製品で解決できることもあれば、複数の製品やサービスを組み合わせて解決できることもあります。中には、一見するとマクニカで扱っている製品では解決できないように思えることも、組み合わせ方やアプローチ方法を工夫することでお客さまの要望を実現できることもあります。ITの世界って、本当に奥が深いなあと感じる今日この頃です。

まだまだペーペーのY吉ですが、マクニカで一緒に働く仲間が増えると嬉しいなと思っています。

それではまた!


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写真は休日に行った滋賀県の琵琶湖周辺の雪景色です。コロナ禍明けにはスキーやスノーボードも思う存分楽しみたいものですね。

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