「Think Globally, Act Locally.」

皆さんはじめまして。"びりー"です。
私は今、株式会社マクニカのネットワークスカンパニーで、主に大企業向けのネットワーク及びセキュリティソリューションを企画・提案する専門職(エキスパート)の仕事に従事しています。

SIerから中途入社でマクニカに転職して今年で8年目、社会人歴は12年目になります。今回は、ご自身の今後のキャリアについてお悩みの方、マクニカへ就職・転職をお考えの方に向けて、私のこれまでのキャリアについて書いてみました。少しでも皆さんの参考になれば幸いです。

SIerから商社マクニカへ(2015~)
 新卒入社の2011年から2015年の約4年間、東京のSIerで主にアメリカのネットワーク・クラウド関連のスタートアップベンダーの仕入れ先担当の仕事をしていました。前職は大企業ではありましたが、配属された部署が海外スタートアップとの窓口部署ということもあり、海外出張含め20代でグローバルな経験を積める素晴らしい部署でした。上司や周りのメンバーにも恵まれて大変やりがいのある職場ではあったのですが、お世話になっていたメンバーの退職などもあり、転職をすることにしました。当時、既にいくつかのベンダーの仕入れ先としてマクニカと協業していたのですが、その中で下記の点に魅力を感じて最終的にマクニカに転職することを決めました。

①先進的な技術を持つ海外スタートアップとの協業に基づいた目利き力の高さ
②SIerというより商社タイプの人が多い社員構成(=英語が話せる人が多いです)
③若手に積極的に権限移譲を行うカルチャー
④挨拶含めて礼儀正しい紳士的な社員の方が多い
⑤新横浜が本社なので、都心に比べて家賃の安いエリアに住める

入社早々アメリカを行き来する忙しい日々へ(2016~)
 入社する前からアメリカのスタートアップの製品担当にアサインされることは知らされていましたが、入社して2か月が経過した元旦明け早々に、「アメリカに早速飛んでくれ」と言われたのは流石にびっくりしたのを覚えています。しかも理由が、「多忙な日本の某大手キャリアのキーマンがIT展示会の視察で渡米するので、現地で製品の売り込みをするチャンスがあるから」というものでした。マクニカの社員は必要となれば、すぐさま海外に赴くマインドが根付いているのだなと早々に実感させられました。
 その後も3,4か月に一度はお客様の海外現地へのアテンド、日本の顧客からのフィードバックや案件状況などをシェアするビジネスミーティングなどを実施するため、取引先のアメリカ本社に頻繁に訪問を重ねました。マクニカの海外出張は合理的かつ効率性重視なので、基本的に単独ないしは、SEと2人で海外出張に行くことが多かったです。とはいえ私は帰国子女でもなく、社会人になって英語を学び始めたような人間ですので、こういった少数で海外のビジネスをドライブする経験を経て大きく成長させていただけたと思っています(ちなみにアメリカでの車の運転も最初は怖かったですが、乗れるようになりました)
<お客様と海外出張の合間にスポーツ観戦をする等も楽しみの1つ>

キスパート・専門職への転向(2020~)
 海外スタートアップ製品を販売する活動の中で、キラリと光る単一の優れたプロダクトだけではなく、複数の製品を組み合わせたソリューション型での提案を求められるケースが近年非常に増えてきました。いわゆるマルチベンダーでの提案やエコシステム全体を意識したソリューション提案の重要性です。マクニカでもドメインと呼ばれる部門横断的にソリューションを検討するチームが立ち上がり、私もプロダクトよりもドメインに割く時間が相対的に増えるようになってきました。そのタイミングで部下をマネジメントする管理職キャリアを目指すのではなく、これまで培ったドメインに関する専門性の高い知識・経験を生かしてエキスパートキャリアに転向することを打診され、キャリア転向を決断しました。現在ではプロダクト非依存でお客様の目線に立った最適なソリューションの提案や、社外イベントでの講演などの仕事を中心に専門職として働いています。
 マクニカでは管理職を目指すキャリアと、エキスパートを目指すキャリアの複線型のキャリアパスが用意されており、自身のキャリアの意向に基づいて自由に選択することが出来るようになっている点も1つの魅力になっています(もちろん双方のキャリアパスは本人の意思で柔軟に変更することが可能です)

■コロナ渦で関西へUターン。新しい働き方への挑戦(2021~)
 コロナ渦となり、マクニカもテレワークでの仕事を余儀なくされ、これまでのようなお客様オフィスの訪問、海外出張、新横浜への出社も大幅に減りました。インターネット上で仕事ができ、働く場所を選ばないデジタルワークプレイスの時代へ。自身もドメイン活動を通じて場所に縛られない働き方をお客様に啓蒙している立場だったので、「自らが率先垂範出来ないか?」ということで思い切って地元である関西にUターンする決断をしました。マクニカでは全社的にワークスタイル変革を推進しており、セキュアで快適なテレワーク環境が既に整っていたこともこの決断ができた大きな理由でした。(認めてくれた組織に感謝です)
 上京して10年、東京のような都心にいなければ最先端のIT技術に触れられないとずっと思ってきましたが、地方にいながらにしてアメリカ・イスラエルといった世界レベルの最新のセキュリティ技術や情報に日々触れられる現在の環境は大変エキサイティングだと思っています。またそういった最先端のソリューションや技術を地元の関西に還元する仕事や、仕事だけでなくプライベートでも地域に貢献するような活動も今後は積極的に行っていきたいと考えています。
 <趣味で企画・運営している神戸のアウトドアサウナイベント>

「Think Globally, Act Locally.」
最後までお読みいただきありがとうございました。
グローバルな視野で考え、日本、地域でローカルに活躍できる土壌がマクニカにはあります。
皆さんといつかマクニカで一緒にチャレンジングなお仕事をできることを楽しみにしています。

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